30歳も間近に迫り、結婚して子供も産まれて「さぁ、これからどうやって生きていこうか?」とぼんやり悩んでいます。たけとけたです。
ここ半年はブログの更新を頑張る、転職サイトに登録する、とにかく本をたくさん読むなどしていましたが、「結局何がしたいの?」ってところが定まらずモヤモヤしていました。気持ち半分で会社説明会に行ったときも「本当は会社辞めたいわけじゃないんじゃないの?」と問われタジタジになってしまいました。確かに今の仕事に大小の不満はあれど業務内容や待遇に対しては大きな不満はなく、ホワイトな会社(の中のブラック側の部署)に所属してて、さらに「○○がしたい!」「○○みたいな生活がしたい!」っていうのもあんまりないため、去勢された犬みたいに従順な生活を送っています。その現状に対してモヤモヤしているんですけどね。
ということで就職活動のときのように「自分探し」の旅に出てしまっています。汗
ただあの頃とは違って実際に働いてお金をもらうことや家族を養いながら生活するということもとりあえず経験しているので、もうちょっとこのモヤモヤを具体的にできるんじゃないかなという希望はわずかに増えてます。そこで取っ掛かりとして「ストレングスファインダー」をやってみました。
ストレングスファインダーって?
ギャロップ社がサービスを提供している、「自分の強み」を探すツールです。
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
- 作者: トム・ラス,古屋博子
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2017/04/13
- メディア: 単行本
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「才能を隠してはならない。それは、使うためにつくられたものだ。日陰に置かれた日時計にいったい何の意味があるだろう」(ベンジャミン・フランクリン)
「強みの活かし方」が資質ごとにわかる。待望の新版、ついに登場!
皆さんは毎日、自分の強みを使うチャンスがあるだろうか。おそらくないだろう。多くの場合、才能は未開発のままだ。ゆりかごから職場まで、私たちは強みを伸ばすよりも欠点を直すために多くの時間を割いている。
人が才能や強みなど「その人の良いところ」を見出すには、まず、それらについて自分自身やまわりの人たちに説明できるように「言語化」する必要がある。2001年に出版し、人々が持つ「34の資質」を明らかにした『さあ、才能に目覚めよう』は国内で累計50万部のベストセラーとなり、世界中で話題となった。あなたの強みを「見える化」してくれるツール〈ストレングス・ファインダー〉を使って「トップ5の資質」を発見した人の数はいまや数百万人に及ぶ。
新版となる本書では、「その資質をどう使えばあなたの武器になるか」「どうすればその資質を持つ人たちを活かすことができるか」といった「強みの活かし方」にフォーカスする。34の資質ひとつひとつについて、それぞれ10項目の〈行動アイデア〉と3項目の〈人の活かし方〉を解説する。資質や才能はダイヤモンドの原石であり、それを活かしてこそ、光り輝くダイヤモンド、すなわち強みとなる。 ギャロップ社がサービスを提供している、「自分の強み」を探すツールです。
転職サイトの性格診断等でも活用されているようなので、ググればいろんな情報が出てきます。34の資質の中から「トップ5」の資質を見える化してくれるツールです。
ストレングスファインダーをやってみたところ
僕の強みはこの5つでした。
・学習欲
・収集心
・内省
・協調性
・運命思考
こういうのをやるときは大抵「そうそう当たってるー!」と占いをやったときみたいなテンションになりますよね。僕も例に漏れず「そうそう、そういうことを言いたかったんだよー!」となりました。(笑
学習欲
新しいことを勉強することが得意です。継続的に専門性を深めたり、新しいことを学習することが好きらしいです。大切なのは「学習した成果」ではなく「学習するプロセス」が好きであるということです。確かに意味わかんない専門書を突然買ってきてざっと読んで知ったかをしたり、資格試験に妙に気合い入れてしまったりと成果とは別に楽しんでできているところがあります。
収集心
より多くの知識を求める知りたがり屋です。ものを集めたり、あらゆる情報を蓄積したがります。専門家の意見を聞いて意思決定をする、日々語彙を増やして複雑な話し方をする等もあるみたいです。Newspicks とかtwitterをだらだら見てたりしますね。意思決定のプロセスは本や先輩、専門家の意見をすぐ取り入れて反映させるタイプなので集めることは単純に好きかもしれません。ただし感覚論は苦手なのですぐ反発しますが。
本をたくさん読むこともここに入ってきます。注意点は情報を集めることが目的になってしまってアウトプットにつながらないところです。
内省
頭脳活動に多くの時間を割いて生活している人です。自分の頭で考えるのが好きとのことです。単純に人と長時間一緒にいるのがしんどいだけだと思っていましたが、自分で考えている時間を好むことになるようです。本を読んだり人の話を聞いてもすぐに信じずに批判的になる傾向があるようですが、僕の場合は興味次第なところはあります。興味ないことは「もういっか」ってなって仕事でもミスに繋がったりするので。緻密な業務が得意とかとは違うみたいですね。
協調性
自分を他人の状況に置き換えて考えることにより、他人の感情を察することが できます。これは自分が演劇を好きだったことにも関係ありそうです。他人の感情を察するというよりは、「無視できない」ぐらいかな。実際問題として仮に分かったとしても気配りができるのとは異なるので社内のコミュニケーションを円滑にするぐらいでしか使ってないです。家では利害関係が妻だけになるのであんまり発揮されてない笑
運命思考
あらゆる人や物事は互いに結びついていると考えています。この世に偶然というものはほとんど存在せず、ほぼあらゆる出来事には何らかの理由が存在すると確信しています。「自分が知り得ないような大きな力が働いてこの世の中は動いている」ような諦めがあるよなーとは思っていましたが、「社会的意義があることにやりがいを感じる」とかはあんまり意識してなかったですね。確かに会社で泥臭い仕事を進める時でも、周りのためになるかどうかということがやる気が出るかどうかのキーになっている気がします。
やって見て気づいたところ
このTOP5ですが、上から順に学習欲>収集心>内省>協調性>運命思考 の順になりそうです。感覚的にはしっくりきています。
学習欲と収集心で人生の大部分を使ってる
よく「働き出してからは勉強時間を取るのは難しい〜」みたいな話を聞きますが、興味ある分野だとそんなに苦にならずにできている印象です。思い返すと資格試験のような締め切りが決まっていることだとスケジュールをしっかり組んでできているので、中長期的なものも目標を定めてやればできるかもしれないです。学習欲+収集心によって新しいことを食い散らかして結局アウトプットにならない、というのが陥りやすい傾向だったかも。。。今考えると結構あるな、AIの勉強する!って言って高い本買って読んだはいいけどアウトプットでてないもんな。。。
よくある公式のようにしてみると、後半が大事なんかな。
(学習欲+収集心) ✖️ 内省 ⇨アウトプット
やりがいは学習欲と運命思考につながりそう
仕事や家庭のやりがいは学習欲と運命思考につながってきそうです。学習欲だけだとおそらく長続きしないんだろうなというのは今の仕事をやってて身に沁みてわかりました。現在もありがたいことに業務で新しいことにチャレンジさせてもらい日々勉強していますが、今ひとつモチベーションが上がらないのは「社会的意義」が薄まってきているからかもしれません。ここをしっかり仕事に組み込んでやることで、モチベーションの維持ができるかも。妻が働くことに肯定的なのも「平等に働いた方が多様な視点の社会になってよりよい生活ができる」というお前一人頑張っても仕方ないだろみたいなことに妙に意義を感じているのでこういうところに出てくるのかもしれません。
協調性は仕事・家庭の円滑さに使える
強調性だけで仕事が回るわけではないですが、これを有効に活用することで仕事がうまく回りやすくなるのでここはポイントとして積極的に伸ばしていこうと思います。そういえばマレーシアで仕事している時も現地のマネージャーに「人あたりがすごくいいので助かっている」と言われました。当時は「技術力とかは評価してもらえなかったな」と落ち込んでいましたが、武器として使えることなんだとポジティブに捉えられますね。
「ブログで発信する」をアウトプットにする
下記のサイクルを回していくことが自分が最強になれる方法では?と思います。
学んだこと、情報収集したこと ⇨ 内省して自分のものに ⇨ ブログで発信し行動レベルに落とし込む ⇨実際にやってみる
雛形は「経験学習サイクル」なんですが、自分の特性と非常に相性がいいことが分かったのでガンガン使っていきます。具体的には、本やその他の学びからの感想や気づき(勉強欲、収集心)をブログに書く(内省)、行動を実践⇨実践したことから得た学びを本や他の人の意見を借りて〜とどんどん回していくことです。
あと自分の活動の意義を「社会的意義」にリンクさせてやりたいので、ここはもう少し考えます。とりあえずは「これは誰のためにやっているのか?」ですね。ちなみにブログは誰のためかっていうと、「自分を含めた困っている人・悩んでいる人のため」にやってることにしてます。勝間さんの本「ロジカル家事」のあとがきにあった「自分の困りごとはみんなの困りごと」というのを信じるとすこぶる都合がいいので鵜呑みにしています笑(こういうところも収集心からくるんだろうな)何をやるにしても「誰のために」を明確にすることで、モチベーションを保ちやすくなりそうです。
ストレングスファインダーをやってみて
「自分が今後やっていくことを明確にする素材をもらえた」って感覚です。今やってることやこれからやろうとしていることが、TOP5 にどうやってつながっていくかを考えればおのずと高いパフォーマンスでできるのかが確認できるので、自分が目指す指針を考える素材としては非常に有用だと感じました。
興味持たれた方は自分で一回やってみるのが一番早いです。ググれば詳しいことはすぐ出てきますので、とりあえずやってみたらいいのかなと思います。ちなみに本は1700円ぐらいしました。中古本だとシリアルコードが使えないので意味ないのでご注意を。
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
- 作者: トム・ラス,古屋博子
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2017/04/13
- メディア: 単行本
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あとはこれを利用して自分の今後の進路も考えてみます。それはまた今度です。
ではでは!