(会社で資料をWordを使って修正中)
えっと、この表のここを少し詰めて、、、
あ、しまった、詰めすぎて2段になってしまった、戻さないと、
やばいやばい、やりすぎて表全体がぐちゃぐちゃになったぞ、どうしよう。
え、なんで?表の一番端っこが紙の部分から出てるんやけど、どこクリックしたらええねん
うわー!なんかわからんけど横書きのところが一つだけ縦書きになってる
セルの書式設定で設定変えても戻らん!なんでや!
(PC画面にポップアップ:Wordが予期せぬ動作で停止しました、再起動しますか?)
キュイーンキュイキュイーン
チャン、チャン、チャンチャンチャン
もうなーーにをやってもあかんわ
もうなーーにをやってもなぁ
もう実際問題あかんと思った時点でもうあかんわ
もうなーーにをやってもあかんわ
もうなーーにをやってもな
一体全体なんなんだ
もういっそ一生寝たろかな
岡崎体育の「なにをやってもあかんわ」が好きです。ゆるーい歌詞と小刻みなリズムがたまらない。うまくいかないことがあるとすぐこの曲が頭の中を流れてドーピングしたみたいにハイになります。Wordのフォーマット修正の文字の横書き修正が結局最後までうまくいかなくて30分脳内再生されてました、なんだこれ。
「なにをやってもあかんわ」は岡崎体育の3rdアルバム、SAITAMAに収録されている曲です。当時は腹太鼓ダンスでTiktokでバズったらしいです。tiktokやってないので知らんけど。
岡崎体育のことはMusicVideoで知ったのですが、等身大の歌詞と地に足のついたロケ地のMV、斜に構えている風に見えてリスペクトしてる感じがたまらないわけです。音楽リスペクトしてるよ!リスペクトしてるから胸を借りるつもりでやらせてもらってるよ!音楽大好きだよ!みたいなところがいい。ネタっぽい曲の中に、日々の葛藤にずしんと来る曲をもあってなかなか好きです。
鴨川等間隔は、聞く度に屈折した大学生の頃を思い出せる名曲です。定期的に聞いて尖っていた自分を思い出して恥ずかしくなってます。
話は戻りまして、もう何やってもあかんわ、なんですが、
もうなにをやってもあかんわ、って言ってる時、大抵諦めてない。
諦めてない、諦めてないんですよ。もうだめだ、諦めよう、でも何か突破口はないか、ジタバタしててはだめだ、落ち着いて現実を見るしかない、ってときに口をつくのが、もうなにをやってもあかんわ、なんです。
この曲もリズムは常に小刻みで、人を駆り立てるスピード感があります。
全然諦めてない、もうなにをやってもあかんわ。
闘志を秘めた、もうなにをやってもあかんわ。
苦し紛れの、腹太鼓のペチペチ。
腹太鼓の音取りのために友人を呼んでしまうところとかもこの歌を体現してていいですね。(奥田民生に突っ込まれてました)
岡崎体育本人もノンフィクションと語っているように、目指すものがないともう何やってもあかんわは出てこない。理想が目の前にあって、なんかよくわからんけど届かない現実に立ち向かう、実にロックな歌なんですよ。言葉とは裏腹の思いを表現することが岡崎体育は本当に巧くて、しょうもないはずなのに唸らされてしまいます。
僕は岡崎体育のネタっぽい曲も好きですが、ネタっぽい曲でも裏には鬱々とした、日々の葛藤や屈折した思いを反映しててその奥行きがすごくすきなんです。だもんだから、直球でくるポケモンのOP曲なんか世代ドンピシャなのも相まってハートにずしんとくる。
キミの物語の歌詞の「夢を声に出すことの大切さはキミが教えてくれんたんだ」のところは、岡崎体育が子供の頃に聞いた「めざせポケモンマスター」のアンサーになってて、もうね、号泣なんです。
子供の頃ポケモンを追いかけまわってた少年が、
「めざせポケモンマスター」の「あぁ あこがれの ポケモンマスターに なりたいな ならなくちゃ ぜったいなってやるーッ!」を聞いて、
「さいたまアリーナでワンマンライブをやる」って言い続けてその夢を叶える。
そして、その意味を次の夢を叶える少年に伝える歌を歌う
最高じゃないですか!ていうか出来すぎじゃないですか!?汗
そんな岡崎体育が今年のポケモン映画の全テーマ曲を書き下ろすらしいです。
親子の絆に泣かされる?いいよ、泣かされてやるよ!こっちはあらすじ読んだだけでウルウル来てるんだよ!観に行って号泣してやるよ!なんだこれ!?
とにかく何が言いたいかっていうと、Wordの表の修正が終わらない。
もうなにをやってもあかんわ。