たけとけたと片付かない部屋

製造技術の仕事や家事・育児、趣味について書きます。

厚切りジェイソンが教えてくれた語学の学習継続法

 英語を仕事で使わないといけないけど、なかなか学習時間が取れない…そういう方は日本人の大半なんじゃないでしょうか?僕がそうなので決めつけかもしれませんが。。僕も今年海外で働くことになり、そわそわして半年前から英会話始めたりしましたがいやはや後の祭り感が半端ないですね笑

 
英語学習でもっとも大切なもの、それは「継続」です。
 
巷に溢れる「何時間で◯◯」みたいなものが本当かどうか分かりませんが、結局どんな勉強法でも結果が出るまで続かないと意味がないんですよね。
また少しできるようになったとしても、使う機会がなくなるとまた能力が低下してしまうとの話も聞きます。
 この「継続」について厚切りジェイソンが本の中でいいこと言ってます。
日本のみなさんにお伝えしたい48のWhy (ぴあ書籍)

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彼曰く「日本語の勉強のために漢字を毎日15個書く」という目標を立てて実施したんですね。これ、語学学習の継続に対してものすごく効果的、かつしっかりした目標だと思うので分析してみます。

語学学習を継続するには 

毎日できる量で目標を立てている

これが一番すごいと思ったところで、おそらく日本語が苦手でも手を抜けば5分、しっかりやっても15分で終わる量を設定してます。
そして「毎日」がポイント。これを「毎週土日で100個」とか「2日に1回30個」とかになると精神的な負荷度合いが全然違います。「毎日」にすることで習慣として定着しやすいのも重要です。

目標が具体的

目標に漢字15個とあり、できたかどうかは必ず定量的に判断できます。積み重ねを意識しやすく、達成感もあります。「覚える」ではなく「書く」にしたのもいいです。よくやりがちなのが15個漢字を覚える、とかインプットの総数にしてしまうんですよね。これやってしまうと目標が達成できたかぼやけます。あとで「前やったのに覚えてないよなー」とかなってしまうのと、例えば最後自分でチェックしたときに覚えていない場合に負荷がすごく上がります。自分で覚えたかチェックする場合、そのテスト自体も精神的に負荷になります。精神的負荷は短期目標(〜までにテストで◯◯とる)等では克服可能ですが、生涯学習でありゴールの見えづらい語学では有効とは言えません。
 

アウトプットになっている

これも、今回自分の目標と比較してみて「そうか!」と納得したところです。
僕が失敗したことがあるのが「毎日英語のリスニングを15分聞く」なんです。これ結構習慣としては身についたんですが、段々惰性になってしまうんですね。ただ流してるだけで特に聞いてなくて、他のことを考えてるような。結局効果を感じられなくなってやめてしまいました。
15個漢字を書くことは、ながらではできません。必ず自分の頭を使います。アウトプットだからです。脳みそは常に楽したがるので、かならずアウトプットを目標にすることが大切です。
ちなみに僕は目標を「毎日英語を10分程度聞いて、その内容を文章を見て2.3回音読する」に切り替えてから、気付きや達成感が増えて継続しやすくなりました。シャドーイングもいいんですが、英語が慣れてないと意味わからずにてきとーに合わせるだけになってしまうのでそれよりかは音読がいいです。
音読すると、聞けてる気になってた英語がわかってなかったり、頭の処理速度が英文を読みたいスピードに追いついていないことを実感できるので、結果的に効率よく学習できます。

厚切りジェイソンの視点は面白い

以上です。あと単純に厚切りジェイソンさんの本はすごい面白くて、着眼点が外国人の切り口でざわざわします。ものすごくクリエィティブな発想なのに、親近感が湧くとこもいいですね。

ではでは!