たけとけたと片付かない部屋

製造技術の仕事や家事・育児、趣味について書きます。

父親が時短勤務したら、働く母親の気持ちが少しわかった

 現在3歳になった長女と1歳になっていない次女を保育園に預けています。4月から妻が復職し、慣らし保育を経て5月から本格的に職場復帰しています。これをサポートするために、二週間(9日間)ではありますが時短勤務を取りました。

 実際に時短勤務を取ることで「ああ、こんな気持ちなのかあ」と発見も多かった、そして個人的には「仕事辛いな、どっちかだけしてたい」と感じましたね。

 

 時短勤務の目的

  1. 妻が仕事に集中し、早期に就労ペースを取り戻すため
  2. 僕が保育園含め、一連のオペレーションを習得するため
  3. 次女の預かり時間を短縮して、負担を軽減するため

働く時間は89時間→4時間/日(時短制度と時間年休で対応)

保育園には9〜16時預けてました。通勤は片道1時間なので、10~15時勤務です。

職場のリアクション

 会社の上司に相談したら「権利だから大丈夫」とすんなりOKもらいました。そのあとも、「育休取りたいけど取れない」「1週間年休でもOK?」なんて二転三転する意見に対して相談に乗ってもらいました。昨今パワハラに対する評価が厳しいので会社のルール上OKであればいいよって感じでした。時代が変わってよかった。

1週間の流れ

実際は2週間時短勤務だったのですが、2週目はノロウイルス対策でほぼ終わった(仕事休んでた)ので1週間の流れを。結論としては、きつかったー、です。

1日目(火曜日)

 GW明け時短勤務開始です。保育園の送りも慣れないながらもなんとかこなし、10時に出社。「ふう、よかった」と思い、仕事にかかるのですが、エンジンかかってきたなと思ったら昼休憩に。時短でも昼休憩1時間は取ってくださいとのことだったので、いつも通り昼食をとり仕事再開。報告をまとめて、「担当者にヒアリングにいこうかなぁ」と思ったらもう時間なし。明日にすることにして帰宅。娘2人を迎えに行ってからも、公園遊びして、夕食、お風呂洗濯、食器洗い、寝かしつけで気付けば夜10時。初めてのことが多かったのでそのまま就寝。

2日目(水曜日)

 今日はもう少し効率よくやろう!と保育園の送りをテキパキやってみる。早く終わるけど、脳みそが疲れる。娘2人の行動確認しながらは色々大変です。午前中に会議1件こなしたらもうお昼に。時短勤務でも昼休憩は必須(勤務時間に含まれない)らしいので普通に昼食を取る。午後は午前中の会議で出た課題に対するアクションプランを具体化してたんだけど、すでに時間がきになり始める。いまいち集中できない。結局やりきれず中途半端なところでタイムアップで帰宅。仕事がひと段落しないモヤモヤ感がなかなかきついね。

3日目(木曜日)

 だいぶ慣れてきたので余裕ぶっていたら出発直前にオムツ替え3連発が来てグダグダに。おいおいどういうことだってばよ!次女は体調が若干怪しそうだったけど、本人はいたって元気そうだったので保育園に預けて出社。その日は午前中に2MTG、午後は現場担当者のヒアリング。いつも通り話をしていると時間がすぐなくなる。慌てて戻って簡単な事務処理をするかというところで保育園から電話があり、「次女が下痢なので迎えにきてください」とのこと。そのまま何も片付けず帰宅。次女は若干熱もあったので、次の日は妻の母親にお願いして休ませることに。

4日目(金曜日)

 妻が仕事前に次女を病院に連れて行ったところノロウイルスであることが判明する。うへえ。来週のスケジュールのいくつかを先輩や後輩に事前に事情説明しておく。子供の体調に関わることは直前になるまでわからないので「急に休むかもしれません」と情報をシェア。前に長女が入院した時も事前に年休取ったけど結局、いらなくなって出社して二転三転したので、決まったことだけ伝えるように連絡する。ノロウイルスなのでオムツ替えのときにゴム手袋、マスク着用で対応するのが面倒でした。オムツが下痢を受け止めきれず、毎回服も着替えさせてたのもつらかったです。寝かしつけの後緊張の糸が解れて、「甲鉄城のカバネリ」の新作を観て夜更かししてしまう。無名かわいい。この夜更かしが裏目にでることはその時は予想していなかった。

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5日目(土曜日)

 の前に、夜中に長女と次女が泣きわめくパンデミック状態に突入する。長女もノロウイルスと戦っているのか、変なタイミングで起きて泣き、次女も目覚めてなく状況に。結局1時間ぐらい寝なかった。死ぬ、その時点で1時間しか寝てないだけど、もう朝?死ぬよ。妻は予定があって娘2人の面倒を見る必要があったので、朝起きてからもグッタリしてました。苦行。娘たちも保育園疲れからか、その日は午前も午後もお昼寝したので助かりました。ただノロウイルス対応はきつい汗

6日目、(日曜日)

 この日は妻が急に休日出勤になったので、前日と変わらずぐったりしてました。ぐったり。次女が少し元気出てきたので、少し外に出たりはできてよかった。2人になると両方の願いを同時に叶えることができないジレンマに陥るのでワンオペだときついなぁと実感しました。

育児しながら仕事の辛いところ

これまでも仕事しながら育児参加していましたが「育児のウェイトが高い状態」での運用は初めてだったので勝手が色々違いました。

仕事の痒いところに手が届かない

 「もうちょっとここ詰めておいたら楽」「最低限はここまでだけど、気持ち的には深掘りしたい」みたいな仕事の面白さ、拘りにかける時間の配分がかなりシビアになります。もうそういうの考えるのしんどいな、やらないといけないことだけやっとこ、と思考停止してしまいそうにもなりました。

取捨選択するの、苦しいんですよね。

 「逆に取捨選択できると生産性上がるんじゃ?」という気づきにもなりましたが、思考の大半を育児に持ってかれ続けてるので思考力が足りません。凡人には無理ゲーです。

頭の休みどころがない

 育児中は常に子どもの動きを監視しているので、常にローギア入れて運転してる状況です。これが休みなしなのでつらい。仕事してると子どものお昼寝時間も当然起きてるので、仕事中のホッと一息ついてる状態が一番落ち着いてました。ただ、これって長年やってたらスキルとして身につくもんなんですかね?HUNTER×HUNTERでゴンが苦戦してた「寝ながら頭上の石を吊るしたロープを持ち続ける」みたいな思考のバランスをとれるもんなんだろうか?教えて保育士の人。

 

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大きな仕事は任されない

 時短勤務の間は重要な業務にはアサインされませんでした。時間管理しづらいし、切り分けた仕事以外は上司も気を遣ってあまり振ってこず。「時短勤務をする」ということはこういうことなんだなぁとしみじみ思います。「自律したキャリアパスを築く」ためには自分で仕事量のコントロールをしたいと思ってるので、そこは覚悟を決めて今後もやっていかないといけないのかと。

 ただ「自分の能力以外のところで評価が決まってくる状況に陥る」のは頭ではわかっていても釈然としない気持ちになりました。真面目すぎ?こんな状況でキャリアを積んできた母親には尊敬しかないです。取捨選択がシビアすぎるよこれ。

時短勤務してよかったこと

長女寝かしつけ以外はほぼワンオペ可能に

 子どもを起こす保育園寝るまでのほぼ全部を一連の流れで実施したので、全体像も掴めてだいたいのことはできるようになりました。これで何かあっても大丈夫。長女は完全にママっ子なのでパパ寝かしつけNG、これはやむなし。家のことを一時的にバックアップできるようになったので、気持ちは楽になったんじゃないかなぁと。

保育園の先生に覚えてもらえる

 以前は違う保育園に通っていたのですが、その頃妻と学年リーダーさんが合わなくてトラブっていることがありました。今までも送り迎えはしてましたが、連続して送り迎えすることで保育士さんにもしっかり認知してもらえたかなと。人間関係でトラブった時に仲介できた方がいいので、バックアップになれるよう複数名で育児していることを印象付けれたのはよかったと思います。

時短勤務の難しさを知れる

 仕事一本足打法ではないとどんな不都合が起こるのか、を少しでも知れたのは大きかった。育児は概ね楽しいけど、仕事は楽しめなくなってくる。この辺の気持ちをマネージャーになるまでに知っておくことはとてもいいことですね。「父親の育休義務化」の議論でも思いましたが、「仕事を自分以外の(家庭の)都合で空けるときの気持ち」っていうのはみんな知った方が結果的にはみんなが幸せになれる働き方を作っていけるんじゃないかと。

働きながら育児する、ということ

アプリで子どもの通園記録や、保育園の欠席・早退を連絡できるようになったので保育園との連携は取りやすくなりました。一方で在宅勤務制度の運用待った無しです。

 てか時短でも育児主担当だったら仕事的にはかなりビハインドなんですね。正直めちゃ辛い。子どもがいつ体調崩すか分からないので仕事の予定も組みづらいし、ちょっとした遠回りをしている気持ちの余裕がありませんでした。

 「仕事はやりがいだろ」とか年配の方には言われるけど「やりがいを感じる仕事まで到達する余裕がない」というのが正直なところでした。

 なんていうか、子どもが一定大きくなるまではライスワークとして、余裕が出てきたらライフワークへの切り替えができるような、キャリアパスの強弱をつけるイメージが必要だと感じました。夫婦共々仕事にフルコミットはかなりしんどい。

 

 正直子どもが小さいうちは楽しさもしんどさもでっかいですね。潰れない程度に頑張ります。父親で育休だけでなく、時短ってどうなんだろうと思う人は参考にしてみてください。

ではでは!

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